ネパール人の彼氏を持つと苦労する。

彼氏はネパール人。衝突やイライラばかり。でも愛があるから何とかなるか!? 愚痴多めのブログです(笑)

㉔配偶者ビザ更新

我が夫アニル君を日本に呼び寄せたのが2018年9月。あっちゅー間に月日は流れ、去年9月、1回目のビザ更新の期間が訪れました。ってか、本っっ当に時間経つの早過ぎる!!(ง `ω´)งジカンノヤロウ!!!

 

ビザ更新は期限が切れる3ヶ月前からできるので、もう早めにチャチャッとやっちゃおうってことで、在職証明書や住民票、戸籍謄本、課税証明書等々サクッと集め、呼び寄せの時にお願いした弁護士さんに再び代行をしてもらいました。

 

弁護士曰く「呼び寄せの時と違い、更新はよほどのことがない限り不許可にはならないので、ご自分でも簡単にできますよ。なんなら作成の仕方とか全然教えますし、そっちの方が費用も更新代だけで済みますよ。どうされますか?」とのことでしたが、確実な道を行きたいあゆなさん、一瞬も迷うことなく「いえ、代行をお願いしたいです!」と言い放ちました笑

 

去年6月の終わりに申請して、3週間チョイで許可が出ました。呼び寄せの時に比べ、必要書類も少ない&時間的余裕があったので、書類集めにワチャワチャしなくて済んだし、ほぼ不許可にはならないだろうという安心感が半端なかったですね。

 

ただ今回も在留期間は1年だったので、またすぐ更新しないといけないことを考えると、早く永住権が欲しいなぁ…。



㉓子作り開始

私は以前からずっと子供が欲しくて、アニルと結婚する前から、それとなく彼に仄めかしていました(あまり真剣に言うと重荷になるかもしれないので)。


しかし、アニルは違うみたいで、シモの話で大変申し訳ないですが、行為の時は必ず避妊していたし、彼が酔った時に「もし妊娠したら堕ろすこともできるよね」と言い、それはそれは大ゲンカになったこともありました。(酔った時の失言として、彼も後に反省していました)

 

もともと、アニルの様子を見ていると、子供が嫌いという訳ではなさそうなんですよ。むしろ“好き”の部類に入るんじゃないかな? 私の3歳の甥に会った時、一日中ベッタリ付きまとわれても、私には見せたことのない菩薩のような微笑みを浮かべながら、構ってあげたりしていたので笑。

 

私が察するに、アニルはまだまだ精神的に子供というか、一家の大黒柱となって、これから先、夫として父親として家族を支えていく覚悟ができていないんだな、と。子供が欲しいという気持ちだけはあるみたいですが、じゃあ実際に作ろう、となると「責任」がのしかかって、なかなかゴーサインを出せないんじゃないかと。

 

それでもやっぱり私の子供が欲しい気持ちは変わらないし、年齢的にもう遅いくらい(当時35歳)なので「出産のリスクや子供への影響もどんどん高くなるから、1日でも早い方がいい」と聞かせても空返事ばかりで、時間ばかりが無駄に過ぎて行っていました。

 

しかし、事態は急に一変。

 

2019年のゴールデンウィーク明け辺りから、アニル君、避妊を一切やめました。安全日だけとかではなく、排卵日周辺も含めてです。本当にビックリして、初めのうちは「私の排卵日を知らないから、大丈夫と思ってるのかな」と思っていました。


アニルが本当に子供を作ろうとしているのか、彼に訊ねれば一発でしたが、もし無知からそうしているのであれば、訊ねた瞬間に「え、じゃあ避妊しなきゃ!」となるのが嫌だったので、あえて私はこの件に関してダンマリを徹底していました笑。

 

でも、その1ヶ月後あたりに、酔っ払ったアニルが「え、生理来たの? なんで? 子供できたと思ったのに」と残念そうに言っていたのを聞いたので、子作りの認識があったことが発覚。もっと詳しく彼の気持ちを聞き出したかったのですが、深追いして気でも変わられちゃヤーなので、私は再び貝になりました(´ー` )ナンモキニシテナイ...フリ。

 

私の憶測ですが、ゴールデンウィークに二人で私の実家に帰った時に、私の父とアニルでお酒を飲んだんですよ。その時、ベロベロに酔った父が「子供はどう? やっぱり子供はいた方がいいよ。こうして連休の時に帰って来てくれるし、子供がいる人生は違うよ」という話を力弁して、で、突然のストップ避妊。この話がアニルに響いたかな?!




㉒日本に帰ってきた旦那

アニル君の在留資格認定許可が下りた、という記事を書いてから、もうすぐ2年が経とうとする現在。彼が日本に戻ってきてからは、なかなかブログを書く時間もなく、完全放置していました(>人<;) その間にコメントをいくつかいただいていたのに、返信出来ず、誠に申し訳ございませんでした。

 

2018年8月末に許可が下りたと報告しましたが、その後はどうなったのかを今から書いていきますね。

 

実は、アニルが2018年6月に出国する際「配偶者ビザは多分すぐもらえるから、 往復チケットを買った方がお得だよね♪」と、3ヶ月有効の往復チケットを購入していました。あれだけビザ申請をナメて痛い目を見たにも関わらず、懲りないバカ2人だこと(´ー`)シミジミ…。

 

審査が遅れ、なかなか結果が出ない中、往復チケットを買ったことを今更後悔し始めた矢先、弁護士からの「許可が下りました!」の連絡。往復チケットの期限が切れる約2週間前でした。

 

ここからの流れとしては、

①ゲットした在留資格認定証明書をその他の必要書類と共に、ネパールにいるアニル君に送る。

②アニルがそれを持って、在ネパール日本大使館でビザ申請をする。

③ビザがもらえたら晴れて日本に帰れる。

 

EMSで書類を送ると3日くらいかかるでしょ、そこからアニルがすぐに申請したとして、ビザがもらえるまで大体1週間〜10日くらい? と、頭の中で逆算すると、まぁ恐らく間に合うだろうけど、余裕はない模様。

 

土曜日の夕方に弁護士から認定書を受け取り、その足で夜間営業している郵便局へ直行し、EMSを送りました。アニルには「時間があまりないから、届いたらすぐに大使館に行ってね!」とウザいくらいしつこく釘を刺し(彼の性格的に後回しにする可能性大だった)、最終的にビザがもらえたのは、飛行機のチケット期限切れの4日前でした。何とか間に合った!!

 

アニルが日本に到着する当日、空港に約30分前に着いた私は、まず到着口の確認をした後、約3ヶ月前にアニルを見送った保安検査場の前に行きました。あの時アニルを送り出した悲しい思い出が、今回は迎え入れる幸せとなって上塗りされるのを、ひしひしと噛み締めたかったんです。

 

さて、到着の時間となり、ちらほらと到着口から姿を現す乗客たちでしたが、まぁアニルがなかなか出てこないこと笑。もしかして入国審査に引っかかったか、乗り換えで乗り遅れたか、などと心配し始めた頃、大量の荷物を台車で押しながらアニルの登場。

 

照れくさそうに笑うアニルは、あまり私の方を見ずに歩き続けました。普通なら、久しぶりの再会をハグで分かち合うところでしたが、私はシャイなアニルの性格を知っているので、嬉しさを嚙み殺す彼をとても微笑ましく感じました。

 

自宅への帰り道、土産話やらをいろいろ聞き、二人で飲みたいというアニルの要望に応え、帰宅後すぐに居酒屋へ。日本の居酒屋でまたこうして一緒に飲むことができる、そして一緒の家に帰り、一緒のベッドで眠りにつく、その一つ一つが嬉しくて仕方なかったですね。イビキがうるさくてなかなか寝付けないけど、それも許せる笑。

 

こうして再び日本での二人の生活をスタートさせた訳ですが、大きなケンカをたびたびしつつも(やっぱりケンカは避けられないなー)、壊れることなく夫婦生活を続けています。離婚騒動にまで発展したケンカの内容は、またいつか書きたいと思います!

 

㉑在留資格認定許可が下りた!

ついに、ついに!

アニル君を日本に呼び寄せるための、在留資格認定証明書が入管から交付されました(*´∀`)♪

7月の頭に申請したので、約2ヶ月で結果が出たことになりますね。

実は、担当の弁護士から、申請1ヶ月後くらいに「今、名古屋入管の永住審査部門は混んでるらしく審査が遅れてるので、結果が出るまで最低3ヶ月はかかるかもしれない」と聞かされていたので、私もアニルもショボくれていました。

もう永遠に結果が出ないんじゃ…と投げやりになっていたところに、突然の弁護士からの朗報に、跳ね上がるほど喜びました笑。

あとはこの証明書をその他の必要書類と共にネパールにいるアニル君に送り、ビザを発行してもらえれば、晴れて日本に帰って来れます。

ドキドキするなぁ(*´ω`*)

アニル君の容姿

さて、アニル君の人となりを書いていくにあたり、まずは彼の容姿はどんな感じか記そうと思います。

 

ネパール人と言っても、めっちゃインドっぽい顔の人もいるし、中国やモンゴル系、西洋系、と本当に様々な見た目の人がいますよね。

 

アニル君は、どちらかと言うとアーリア系の顔立ちをしていますが、インド人ほど濃くはありません。ファミリーネームは身バレ防止のため伏せますが、よくネパール人から「あなたの顔はチェトリみたいだね」と言われるそうです。(チェトリではありません)

 

中肉中背でしたが、最近はブクブク肥え太ってきており、お腹は針で刺せば破裂せんかの如く張りに張ってます。腹以外に肉はつかないみたいで、腹を隠せば普通体型に見える不思議。

 

髪の毛は天パでクリクリ、胸毛も腹毛もスネ毛もモッジャモジャですが、なぜか脇毛だけはびっくりするくらい薄いです(要らん情報満載☆)

 

顔立ちはざっくりとこんな感じですかね↓

なんか適当感丸出しのように思わせておいて、案外似てたりします(*´Д`*)ゲラゲラ

 

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本人曰く、実年齢より若く見られるのが嫌だからヒゲを生やしている、らしいですが、もう32歳になるんだし、若く見られる方がいいのでは…?

 

ちなみに、彼は自撮りが上手で、自分がカッコよく見える角度を知っており、その角度を駆使することにより、ネパール人っぽさを綺麗に消し去る技を持っております。

 

それ故に、私が彼と初めて会った時「想像よりもめっちゃネパール人やん!!」という衝撃事実を目の当たりにすることになった訳ですね笑。

 

ネパール人はタトゥーをしている人が多いですが、アニル君は全くしていません。彼の母がタトゥーを良しとしないらしく、もし入れようものなら半殺しにされるかもしれないとのこと笑。

 

ざっとこんな感じですかね。正直、何の参考にもならない気もしますが、大体でも彼の容姿を想像できたら幸いです(´∀`*)

⑳出国後の二人

アニル君がネパールに帰ってから約一ヶ月半が経ちました。

 
彼がいなくなった後は本当につらすぎて、どんだけ高熱が出ようが、周囲が夏バテに苦しもうが、微塵も衰えを見せない強靭な食欲を持つ私も、食事に手をつける気になれませんでした。
 
アニルのことばかり考え、一人きりの部屋でションボリしていましたが、新しく決まった仕事がスタートしてからは、だいぶ気が紛れるようになりました。
 
それに加え、時差があるため、なかなか長くやり取りはできないにしろ、ネパールの写真を送ってくれたり、私の仕事が休みの時には電話をくれるので、心はちゃんと繋がっていると実感できている分、寂しさも減っていきました。
 
肝心の、在留資格認定許可申請の方はと言うと、必要書類の不備があり、一悶着ありながらも何とか無事揃え、アニルが旅立って18日後にやっと申請ができました。予定では、一週間くらいで申請するつもりだったけどなぁ…。
 
ちなみに、現在申請して三週間が過ぎようとしています。
 

あとはいろいろクヨクヨ悩まずに、結果が出るまで信じて待つようにします。働き出してから運動量が増え、食事量は減ったので、ダイエットも頑張って、次にアニルと再会した時に驚かせてやろうかな!(*゚∀゚*)


ちなみにアニルの方は、久々の母国料理をガツガツ食すのに加え、友達との再会で酒を飲みまくり、おデブ街道まっしぐらです。腹どうなってんの? スイカ丸々一玉入ってる??

 

交際一年(2016年11月)で始めたこのブログ、その当時から紆余曲折あったと記してましたが、こんな結末に比べたら、屁みたいなもんですね(笑)

 

申請の結果など、進展があったらまた報告します!

⑲出国の日

2018年6月半ば、ついにアニルがネパールへ旅立つ日がやって来ました。出国が確定されてから、まだ2週間以上は一緒の時間を過ごせる、それがあと10日、1週間、3日とあっという間に迫り、ついにこの時を迎えてしまいました。

 

フライトの時間は午前10時頃だったので、7:30には中部国際空港に着き、搭乗手続きと荷物を先に預けて、8:30頃まで椅子に座り二人の最後の時間を過ごしました。

 

アニルは人目を極端に気にする人で、街中で手を繋いだり腕を組んだりするのが恥ずかしくて、頑なに拒んできましたが、この日私が空港で腕を組むと「最後だから今日はいいよ」と言ってくれました。

 

着いたらメールしてね、毎日電話してね、と声をかけ、保安検査の列に並ぶアニルの背中を見ていました。彼は時々こちらを振り返ると少し微笑み、検査を終えた後、遠くの方から私に大きく手を振りました。

 

私は、涙がこぼれ落ちそうになるのを必死に堪え、精一杯の笑顔で彼を見送りました。

 

彼が奥の方に進み見えなくなると、途端に涙があふれ出てきました。これまで何度もケンカしてきて、ほんの数日前も「あんたなんかいらない。もう日本に帰って来ないで」と言い放ったけど、彼がいないとこんなにも辛いなんて。

 

見送りを終えて家に帰っても、たった一人。片付けても片付けても部屋を散らかすアニルに、いつも面倒だとイラついていたけど、Tシャツに残った彼の匂いや、毎日二人で寝ていたダブルベッドを見ると、彼の痕跡が思い出されて胸が締め付けられました。

 

私とアニルはお互い想い合い、一生一緒に生きていくために結婚しました。二人のこれからの未来が待っているはずだったのに、手続きが遅れた、生活力が足りなかった、という理由で離れ離れになりました。

 

幸せになりたかっただけなのに、どうしてこんな理不尽な目に合うのだろうか。ビザ目的の偽装結婚をした人もたくさんいて、彼らはのうのうと日本に住み続けているのに。と運命を恨みました。

 

でも、国際結婚の大変さを知りつつも、根拠もなく「何とかなる」と呑気に捉え、幾度となくアニルが日本に留まれるチャンスを逃してきたのは、紛れもなく私たち二人の責任だということも事実です。

 

下調べをきちんと行い、段階を踏んで計画的に行っていれば、こんな結果にはならなかったでしょう。

 

これから私ができることは、在留資格認定許可申請を行い、アニルを日本に呼び戻すことです。

 

新しい職も見つけ、申請に必要な在職証明書等もすぐに発行してもらえるし、その他の必要書類は、出さず終いの在留資格変更許可申請の時に用意したものを使えるので、申請自体はすぐにできるはずです。

 

ただ怖いのは、申請したからと言って、許可をもらえるかどうか分からないことですよね…。

 

ポジティブなアニルは、絶対にもらえる!と信じており、日本に戻れるかどうかではなく、いつ戻れるかの心配をしているご様子(´o`;

 

まぁいくら考えても結果が出るまではどうしようもないので、余計なことを考え過ぎないように、仕事に打ち込む忙しい毎日を過ごして、寂しさを紛らわせようかなと思ってます。貯金もできるしネ…。