ネパール人の彼氏を持つと苦労する。

彼氏はネパール人。衝突やイライラばかり。でも愛があるから何とかなるか!? 愚痴多めのブログです(笑)

⑬結婚

ビザ更新ほぼ不許可が分かったその日、とにかく急いで籍を入れればまだ何とかなるかも、という淡い期待を抱き、婚姻のための必要書類を準備し始めました。

 

幸い?、以前から結婚するつもりだったため、必要書類の中でも取り寄せに時間がかかるアニルの独身証明書や出生証明書などは、彼の兄がネパールから送ってくれていたので、手元にありました。

 

ただ、それらを日本語訳していなかったので、スマホで意味を調べながらせっせと翻訳。

 

あとは、私の戸籍謄本も必要でしたが、本籍地は福岡のため、地元に住む父に市役所に出向いてもらい、速達で郵送してもらいました。

 

他の必要書類は、私が愛知県に来てすぐくらいの頃に、一度市役所に行って、もらってきていたので、あとは記入するのみ。

 

地獄の通知ハガキを受け取ったのが金曜日で、土日休みを挟み、翌月曜日には必要書類全てを用意し、アニルと共に市役所へと向かいました。

 

市役所に着くと、受付の人から用件を尋ねられたので、婚姻届を提出すると伝えると、満面の笑みで「おめでとうございます!」と言われました。

 

内心、バタバタ用意した書類に不備なく受理されるのか不安だらけで、苦笑いしか返せませんでした。あ、こいつらワケありだな、と一瞬で悟られたことでしょう(笑)

 

ドッキドキしながら婚姻届を提出すると、少々の手直しがあったものの、ひとまずは受理されました。

 

安心したのも束の間、配偶者ビザを申請するために必要な婚姻届受理証明書が、約10日後でないと発行されない、とのこと。

 

アニルが入管で出国宣告されるのが4日後。1日でも早く手続きを完了させないと間に合わない! っつか、もうすでに間に合ってないけども!

 

私は、引かれようが構わんスタンスで、必死に何がなんでも急ぎであることを職員の方に伝え、なるべく早めに証明書を出せるように約束してもらいました。

 

帰り際に、担当してもらった職員の方からも「ご結婚おめでとうございます」と言われましたが、この人は事情をある程度理解していたので、すごく控えめでした(笑)

 

婚姻届の提出は、これから控えている手続きの中のほんの一部分に過ぎません。

 

日本人同士の結婚ならば、婚姻届が受理されたら晴れて夫婦となり、新婚生活を楽しめるはずなのに…。結婚はおめでたい、普通はそうだよね、とブルーな気持ちになりました。

 

アニルに「今日から私たち夫婦だね」と伝えてみても「まだビザのことがどうなるか分からないから、そんなにハッピーじゃない」と言われ、余計に気分が沈みました(T ^ T)

 

当事者であるアニルの不安な気持ちは分かるけど、結婚した私も彼と同じ立場であり、一緒に日本に住むために、できる限りのことはやろう、と再び気合いを入れ直しました。