ネパール人の彼氏を持つと苦労する。

彼氏はネパール人。衝突やイライラばかり。でも愛があるから何とかなるか!? 愚痴多めのブログです(笑)

⑯申請受け付け拒否

在留資格変更許可申請のため入管に行った弁護士から「申請すら受け付けてもらえませんでした」の連絡に、言葉を失いました。

 

バタバタかき集めた書類だったので、どこか不備があったり落とし穴があったりして、もしかして不許可になるかも…という不安はありました。

 

でもまさか、受け付け拒否という結果が待っていたとは、本当に予想外でした。

 

弁護士は、一度窓口で拒否をされたものの、申請する時間的余裕はあること、駆け込み婚ではないこと、恋愛結婚の証拠はたくさんあること、などを理由に、もう一度掛け合うように要求したところ、上司が呼ばれて、面談のような形で話をしたそうです。

 

弁護士の話をまとめると、

・出国命令後の申請でなければ通った案件だった

・名古屋の入管は審査が厳しく、また、常に忙しいため、出国が迫った期間内に審査するのを避けたい印象

・一度、出国命令を出した入管のプライド?があり、実績も欲しいため、結果を覆らせたくない

 

でした。

 

私が求職中であることも指摘されたそうですが、弁護士の印象からすると、申請を拒否するための粗探しをして、そこに行き着いた、と見ているようです。

(もちろん、無職であることはマイナスですが、ある程度の貯金、国家資格あり、親からの金銭面の援助、など無職であることの対策は取っていました)

 

以前、弁護士が「結婚届出してたのに、出国準備期間30日しかもらえなかったんですか? 普通なら31日もらえそうですけどね(31日以上もらえると、申請して審査が長引いた時でも、結果が出るまで滞在期間を延長してもらえる)」と言っていました。

 

出国命令が出されたあの日、担当官が頑なに「一度出国してから…」と譲らなかったこと、そして今回申請を受け付けなかったこと、これらを考慮すると、はじめから出国させる以外の選択肢はなかったんだな、と今ここで繋がりました。

 

弁護士の方から「一応、どうしてもと言うなら申請を受け付けることはできます、と入管から言われたが、これまでの話の流れだとほぼ100%不許可になりますが…どうしますか?」と言われましたが、不許可になった後の再申請はもっと厳しいので、一度出国してから呼び寄せる方が良い、とのことで申請はしませんでした。

 

これでアニルの出国は決定されました。

 

二人ともショックで、今後どうなるのか全く想像もできませんでした。とりあえず、弁護士は申請せずに帰ってくるというので、一度会って詳しいことを話を聞くことにしました。

 

入管の話だと、とにかく一度出国してください、だったので、その通り従うのがベスト。最悪、オーバーステイや裁判といった形もあるが、賢いやり方ではない。

 

求職中であることを指摘されたので、早急に仕事を見つけて、雇用契約書と在職証明書さえもらえれば、出国後すぐに呼び寄せるための申請ができる、とのこと。

 

はじめはアニルがネパールに帰ってしまうショックから抜け出せませんでしたが、まだ可能性が残されているなら、やるだけやるしかないな、と気持ちを切り替えることにしました。

 

しかも彼は、日本に来てから約6年間、一度もネパールに帰ったことがなかったので、これも良い機会だったのかな、と思ったり。というか、思いたくないけど思うしかなかったり…(´-`)

 

出国準備期間は30日間あるので、切れるギリギリまで日本に滞在し、二人の時間を過ごすことにしました。

 

余談ですが、弁護士の話だと、福岡の入管は審査が甘いらしいです。アニルが大分に住んでた時に結婚してれば、手続きもラクだったのになぁ…:(´ཀ`」 ∠)ゴフッ。何事もタイミングって大事ですね…。